生ATCフライト
路線解説:

関西空港でこんにちは
「ごめんやして、おくれやして、ごめんやっしゃぁ〜!?」



今年は、関空を舞台としたフライトの為に、新しい「関空シーナリ」を用意いたしました。
我々スタッフの要望に、KIXローカル氏が答える形で実現しました。 サインボードやライン類の充実した、生ATCの為の「関空シーナリ」です。夜を徹して製作していただきましたKIXローカルさんにはこの場をかりて、深く御礼申し上げます。なお、このシーナリは一般公開もされており、KIXローカルさんのHPでダウンロードする事が出来ます。

これは、全機が関西空港発で、関西空港着という路線です。
より錯綜した空域を演出する目的から、使用滑走路は24番とします。まず、離陸する機体の内、半分はNARAH Rev. 1 Depで関空上空通過後、東の空へ、もう半分はMAIKO 1 Dep(LINDA 1 Dep)で西の空へと飛んで頂きます。

東へ飛んでいった飛行機は、NARAHを過ぎた辺りで右旋回して南へ、ベクターを受けながらDINAHを目指し、GOBOHを経由してLILAC ArrでRWY 24へ。

西へ飛んでいった飛行機は、MAIKO 1 DepならMAIKOからSHODOを目指して頂き、左旋回してALISAへ、ベクターを受けながらAWAJIを目指し、LILACArrでRWY 24へ。LINDA 1 DepならLINDAからTAKAMATSUを目指して頂き、途中のNAOMI辺りで左旋回してALISAへ、ベクターを受けながらAWAJIを目指し、LILAC ArrでRWY 24へ。

LINDA 1 Depの方が飛行距離は短いのですが、JULIAを8,000feet以上で通過しなければなりません。そうしますと、離陸重量の大きい機体はその制限をクリアすることができませんので、MAIKO 1 Depも設定することに致しました。

これらの路線設定は、去年の「伊丹空港でこんにちは」と比較して、飛行距離が短くなっていますので、それだけ関西空域の混雑した状況を作り出しやすくなっています。
ですので、出発機・到着機ともに管制官の提供するトラフィック情報には注意して飛行して頂きたいと思います。

逆に管制官は、狭い空域を出発機と到着機が入り乱れますので、特にDep管制官とApp管制官は密に連絡を取って頂き、パイロット側にトラフィック情報を適切に提供し、ニアミスの状況に陥らないようにして頂きたいと思います。

また、上記状況にも増して、見ている方々を楽しませるために、アプローチはVisual App方式を基本と致します。
もちろん、ILS App方式を希望される方はApp管制官にその旨リクエストして下さい。状況によって到着順が前後するかもしれませんが、対応させて頂きます。




1. 関西デリバリ
2. 関西グランド
3. 関西タワー
4. 関西Dep119.20(東方面)
5. 関西Dep120.65(西方面)
6. 関西App120.25
特小の周波数割り振りは、左表の通り考えています。
これで、6つですのでまだチャンネル数に余裕があります。
残りのチャンネルは、カンパニーやグランドサービスに割り当てることもできますし、関西Appがあまりにも混雑しますと、関西レーダーの開局もあり得るかも知れません。




コース概略図



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